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23,
2009
今年も気がつけば師走。
生活環境が劇的に変わった2009年は、音楽を聴くスタイルも変わりました。 本格的にレースに出始めたせいもあって、 ランニングのための音楽、という聴き方が増えたと思います。 本年度のレース成績は 宮崎青島マラソン(フル):3時間37分21秒 蒜山高原マラソン(ハーフ):1時間33分28秒 というもの。来年はたくさんレースに出て、 フル3時間20分を切りたいですね。 ということで、2009年、 ランニング中にヘビロテだったBEST 10作品(本年リリースに限らず)を 感謝を込めてセレクトしてみました。 BEST 1 : HENRIK SCHWARZ "LIVE"(2007) ![]() 一番聴いたのは、確実に ヘンリク・シュヴァルツ。12インチ、AME等との共作・・・ 関連作を軒並み i-podに詰めて走ってました。中でも2007年リリースの”LIVE”は、 いちいちベースラインが格好良く、漆黒ビートが背中を押してくれるファンタスティックな1枚。 低音のグル―ヴに乗って、踊るように走れます。今、ドイツでDJが見たい人でもあります。 BEST 2 : IRON AND WINE "AROUND THE WELL"(2009) ![]() 走り聴きなので自然とクラブミュージックが多くなるのですが、その中で フォーク好きの私の心を虜にした2枚組。IRON & WINE(サム・ビーム)の 未発表曲を集めた編集盤です。"BELATED PROMISE RING"で走りながら、 涙ぐんでしまい、自分でびっくりしたことを思い出します。秋が最高。 BEST 3 : JOE HENRY "BLOOD FROM STARS"(2009) ![]() もはや別格。ありえない安定感で傑作をモノにしつづけるジョー・ヘンリーの新作。 A・トゥーサン新作のヴィンテージ感すら漂う本作には、時代も国も越境するような 強力な磁場がありました。いつもながらリズム隊が素晴らしくて、ついつい身体が スイングします。そして毎回のことですが、ライナーエッセイと写真、これも最高。小説書いてほしい。 BEST 4 : FLYING LOTUS "LOS ANGELES"(2008) ![]() なにをいまさら…、と言われそうですが。今年初めて聴きました。夜ランのお伴によく持ち出した フライングロータス、1枚目。これも本当に素晴らしかった。J-DILLA が「ブレードランナー」の サントラを丸ごと作ったような。自分の走るリズムが、つんのめったビートに溶けてゆくのが ものすごく気持ちよかったです。これは絶対に夜。爆音で聴きましょう。 BEST 5 : ANTONY & THE JOHNSONS "The Crying Light"(2009) ![]() 2009年冒頭の幸せな記憶。彼とルーファス、前述したジョーヘンリー、そしてスファン・スティーヴンスは 今現在、私を含め、多くの音楽好きの心のよりどころなのでは・・・。衝撃は前作ほどでは ないけれど、聴き手の心にひっかき傷をつけるアントニーの歌声は普遍。このアルバムを初めて i-pod に詰めて走りだした冬の日の感動をよく覚えています。おおげさではなくて、生きる力をくれる歌です。 BEST 6 : MICHI "UP TO YOU"(2009) ![]() 毎日のランニング・ルーティーンで、あまり乗り気にならないときに力を借りることの多かった エレクトリックなポップス。中でもミチ嬢のデビュー作品は素敵で、ほんとよく聞きました。 大きく跳躍するメロディにぐいぐい背中を押され、軽やかに進めます。一曲の中で幾重にも展開する アレンジもツボ。しかも超ポップ。やっぱり良かったPERFUME 共々、ランニング中に元気をもらった作品です。 BEST 7 : RADIQ "PEOPLE"(2009) ![]() いまだに「Lido」の素晴らしさが忘れられない半野喜弘氏。その別プロジェクトRADIQ の新作で 2枚組、しかも120分越え。LSD 用にとてもありがたかったボリューミーな作品です。ここでは ファンク/ソウルとがっつり四つに組み、明け方まで延々と続くような微熱ファンクが、 ゆったりとしたランにジャスト。正直、はじめは薄い印象だったのだけど、聴くたびにじわじわ来ました。 BEST 8 : QUANTIC and his COMBO BARBARO "TRADITION IN TRANSITION"(2009) ![]() 個人的に、昨年はラファエル・セバークの「EL FANTASMA」に尽きた感のあるラテン・ブレイクビーツもの。 今年はやっぱりこれが素晴らしかった。QUANTIC の新プロジェクト、そのファーストアルバムです。 豊穣なリズム・セクションと力強い歌声コーラスは、リリース当時の夏のランニングに力をくれました。 CD+アナログというリリース形態、その内容…音楽への真摯な姿勢が感じられた一枚でもありました。 BEST 9 : 古内東子 "Middle and Mellow"(2009) ![]() 今年ふとしたきっかけで聴いてみて、目からウロコだったのが古内東子嬢。最近のオリジナル作も良かったけれど、 タイトル通り「ミドル&メロウ」な曲で編まれたこのコンピが最高でした。結果、ランニング/車共に ヘビロテすることになり、いろんな所に連れだすことに。どの曲も細かなところまでアレンジの妙が 行き届いており、ソロパートも素敵。柔らかな羽毛で包まれたような感覚でランニングできます。やはり冬ですね。 BEST 10 : WILCO "WILCO (THE ALBUM)"(2009) ![]() ウィルコ、スーパーファーリーアニマルズ、フレーミング・リップス、くるり・・・大好きなバンドの新譜が続々と リリースされたのが2009年でした。どの作品も「ひと回り」を強く感じさせるものばかりでしたが、なかでも ウィルコの新譜は鮮やかに原点回帰した印象でした。どの曲もばっちりランニングと合う、という訳でもないけれど 新譜を i-pod に詰めて走る時のドキドキ感は、いつまで経っても変わりません。これからも頑張ってほしいのです。 ちなみに ベストトラックは、LUCIANO の「CELESTIAL」。 古くは、H・チューカイ「ペルシアンラブ(懐)」、少し前の CHARI CHARI 「AURORA」を聴いたときに感じた のと良く似た・・・高揚感と静謐さが入り混じるこの感じ・・・。ああ、素晴らしいです。 来年もたくさん走って、良い音楽に出会えますように!
15,
2009
久々のジョグ10km。途中でにわか雨が降り
夏が来るのだなあ、と感じます。 本日のランのお伴は、2年ぶりのくるりの新作「魂のゆくえ」で。 ジョーヘンリーの新譜を聞いたときみたいな感動があった、良いアルバム。 車のなかでもずっと聞いてます。 ![]() くるり 「魂のゆくえ」 1ST以降、とても思い入れのあるバンドなのだけれど 正直、近年の作品は買って聞いて、そのまま…ということが多かったです。 だけど、今回のは素直に良いなーと思える1枚。 なんだか、聞いててとてもうれしくなる。 ざっくりとした音の鳴りと、ナードな歌詞世界は 「さよならストレンジャー」の頃のよな雰囲気なのだけど、 あの盤のような焦燥感はあまり感じられなくて、 むしろ、聞き手を包んでくれるようなやさしさを感じます。 そんな風にメロディーにまろみを与えてるのは ものすご〜くフィーチャーされた世武さんのピアノでしょう。変幻自在。 全編通してボガンボスにも通じるような、しなやかなグル―ヴが とにかく気持ちいい! 一曲一曲の連なりで、ひとつの物語をつくりあげるような歌詞世界も秀逸。 終盤、すべてを浄化するような「魂のゆくえ」のブラジリアン・リズムに心溶けます。 最近、エレカシの宮本さんが 「成熟した大らかさ」 という言葉を使っていたけれど、 この作品を聞きながら、やたらとその言葉を思い出しました。 ジョグのそっちのけで、聞き入ってしまうような 良い作品です。
01,
2009
夕方のジョグ10km。虫が飛んできて困ります。
再びミニマルで走り続けている今日この頃ですが 本日は、みんな大好き Ricardo Villalobos の "Vasco" で走りました。 ![]() Ricardo Villalobos "Vasco" (2008) いつもながら、ジャケ・内容ともにポップ?で聴きやすい、このひと。 やっぱりいいわ。好きです。 しょっぱなから30分越え"minimoonstar" は、ダビーな感じで涼しげに走れます。 続く3曲(10分オーバー)も、展開が派手で、盛り上がる。 なかでも、 "Electonic Water" はベースラインが格好良くて、ペースあがりますね。 良くも悪くも飛び道具的な "Fizheuer Zieheuer" よりも、 こっちのほうが長く聴けそう。 安定感あるつくり、ジョグも安定して走れます。
30,
2009
最近、移動中の車では、田中フミヤのDVD [via] を流しっぱなし。
fumiya tanaka 名義でも、 individual orchestra のときも、 この人の作品は、いつも丁寧なつくりで、長年愛聴できるものばかり。 職人です。 昨年出た "Unknown 3" も聞けば聞くほど・・・なスルメ盤で 瞑想?しながら走りたいときにはうってつけ。 ![]() Tanaka Fumiya "Unknown 3"(2008) ハードミニマルの頃はモノトーンすぎて、正直、体調が良くないと聞けなかったので、 最近の作品のオーガニックな作風への移行は、とてもうれしい変化。 ストイックな中に、どこか“和”の情感が感じられて、むしろリラックスしてきます。 キックのリズムひとつ、ハイハットの一音だけで ドーパミンの量が上がり下がりする・・・こんな音楽をつくれるひと、そうそういないのでは。 知らないうちに、自分のタイム感をひきよせられるような 不思議なランニング体験ができる一枚。 いつもながら、そっけないジャケットも良いですね。 |
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